考えすぎで苦しんでいた私
誰かの何気ない一言や、過去のつらい記憶。「〜すべき」という世間の声。
考えすぎる性格の私は、こうしたことを頭の中で何度も反芻しては、気づけば心も体もすっかり疲れていました。
思考が止まっているのは寝ている間だけではないか、というほど。
でも実は、寝ている間も脳は思考整理の活動をしているそうで。そのためか、寝ている間に見る夢といえば、何かから逃げていたり、できないことがあって焦ったりしている内容ばかりでした。
寝てもなんだかすっきりしない。病気というほどではないけれど、とにかくもやもやして、本当にすっきりしない。
そんな社会人生活の最中、人生に大きな転機が起こります。
暗くなってしまうので詳しくは伏せますが、その経験から1つ明確につかみ取った考えは、「人はいずれ終わる」ということ。
いつ終わるかわからない人生なのに、嫌なことや苦しいことを続ける意味とは?勿論、生活のために必須なことはありますが、いつ終わっても楽しかったといえるようになるにはどうすればいいのだろうか?と考えるようになりました。
ミニマルライフとの出会い
そんな中、SNSを見ていてふと目に留まったのが「ミニマリスト」という言葉でした。
コンパクトなお部屋で、持ち物は必要最低限。
持ち物が少なく、必然的にお部屋はすっきりするので、コンパクトなお部屋でも空間が広く見えました。
お部屋の雰囲気などが目を引くのは勿論ですが、なにより、ミニマリストとして活動なさっている方々は心が落ち着いていて豊かでいらっしゃるという印象を受けました。
これは自分の悩みを解消する手立てになるかもしれない、そう思って自身も、ミニマリストを目指して断活を進めることにしました。
ミニマリスト的生活で変わった思考
やったことといえば、持ち物を減らし、環境を整えていくということ。
でも、なんとその副産物として、心や頭の中もすっきりした実感があります。
不思議なことに、物を減らすと、心や頭の中まで軽くなっていきました。
「物質的な断活が、精神的な断活にもつながる」――そんな実感が、日を追うごとに強くなっています。
物質に対して行った行動(断活)が精神に影響を与えるって、なんだか不思議で今でも信じられないのですが、実際そうなっているので信じるしかありません。
頭の中がすっきりして余計なことで悩みにくくなった分、フォーカスすべき重要なことが明確にもなりました。
仕事については、まぁ生活費は稼がないといけないので、現状ライスワークとして続けていますが、いつかこうなりたいなというビジョンも少しずつ明らかになってきたと思います。
このブログで伝えたいこと
私もまだまだ発展途上ですが、ミニマルライフによって人生・思考が大きく変わったことに間違いはありません。
ミニマリストとして発信活動をなさっている方々には、とても感謝しています。
次は私の番かな?もし今悩んでいる人がいて、私の経験を伝えることでその人の力になるなら、そんな良いことは他にないなと思い、ブログを開設しました。
今、悩みやモヤモヤを抱えている方がいたら、「こんな生き方もあるんだ」と思ってもらえたら嬉しいです。
小さな一歩が、きっと大きな変化につながりますように。
406.som
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